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2007年春、京王井の頭線「永福町」の
閑静な住宅街の一角に
建築家 青木 淳 意匠設計の
シンプルでモダンな純白の建物が完成しました。
ここは、すべての設備を音楽のために
特別に設えたわずか100席の
小さな、しかし、本格的なリサイタルのための演奏ホール。
この小ホールの名前は
sonorium(ソノリウム)=sonority(音響)+rium(館)。

建物の設計開始と同時に、永田音響設計がサウンドデザインを担うという
格別にぜいたくな建築工程を経て
白を基調としたダイナミックな建築的造形デザインが
そのまま、音響の素晴らしさに繋がり
どの席でも、同じ音を聴くことのできる音楽空間が誕生しました。

残響時間は綿密に設計され
空席時は録音に適した1.3秒/500Hz、満席時はコンサートにベストな0.7秒/500Hz。
2層構造の壁と扉が完全な防音、遮音を実現しています。
ホール内の赤松の古材を敷き詰めた贅沢なフローリングも
柔らかで、ニュアンス豊かな美しい響きに
大きな役割を果たし
sonoriumは磨かれた演奏のための空間として、あらゆる要素を備えています。

世界中を探しても出会えない「素晴らしい響きの音楽空間」と、演奏家の方々から。
「天から音楽が舞い降りるような非日常の空間」と、ご来場のお客様から。